日本酒が肌に良い理由とは?
ちょっと前の話になりますが、
ゴールデンウィークに六本木ヒルズで行われた、日本酒フェスに行ってきました。
CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS
全国津々浦々の日本酒が一堂に会すというイベントで、
まぁ幸せな時間でした。
それからしばらく日本酒にはまり、
最近飲んだものだと、「九頭龍」がおいしかったですね。
日本酒を教えてくれた上司へのプレゼントを選ぶ際に試し飲みさせてもらったんですが、いや~うまい!
口コミでも
「フルーツ感があって爽やか」「飲みやすくて夏らしい味わい」
とカッコいい内容がいろいろ書かれていますが、口が上手じゃない私が言えるのは一言。「うまい」。
そうやって日本酒は日本が誇る宝や~と、美味しく飲んでいたら、
「日本酒は肌にも良いしね~」という、奥さんからの相槌。
そういえばこの人日本酒成分配合とかいう化粧水を使っていたな~と思いだしたので、
本酒って何が肌に良いのかを改めて調べてみました。
※ちなみに上司へのプレゼントは黒龍を選びました。こっちも美味しかった!
で、改めて調べてみると日本酒には4つの美容成分が入っているようです。いざチェック。
コウジ酸
コウジ酸はシミのもとになるメラニンをつくる働きを抑えてくれるんだって。
メラニンって良く聞くよね。
髪の毛とか黒くする成分で、これがシミも作っちゃうので、メラニンを抑えることがシミ防止になるんです。
老化の原因となる活性酸素も抑えてくれるから、肌のハリや弾力も保ってくれるんだって。
フルーツ酸
フルーツ酸は角質除去作用を持っている成分。
角質は古くなった肌のことで、正常な肌であれば定期的にはがれていくのですが、皮膚のターンオーバーが乱れているとうまく落ちず、肌のざらざら感やくすみになる様子。
肌がざらっとする場合は、角質が残っているってことだね。
フルーツ酸はそんな角質を取り除く効果があるため、くすみをキレイにしすべすべ肌をもたらしてくれます。
角質が落ちたきれいな肌は、保湿成分が吸収しやすくなるので、化粧水の効果がグンとあがるんだとか。
何よりもフルーツ酸ってフルーツ以外に入っていていいのかって思ったけど、まあいいんでしょう。
アミノ酸
日本酒には20種類のアミノ酸が含まれており、中でも肌に効果的なアミノ酸がプロリンとアルギニン。
2つは肌の潤いを保つコラーゲンの材料ともなる成分で、肌の一番外側にある角質層のうるおいを保ってくれます。さらに、しみ・そばかすを作るメラニンの過剰生成も抑えてくれる働きも。
日本酒のアミノ酸含有量は、体に良いと言われているワインの10~20倍に及ぶとか。日本酒すごい。
アデノシン
アルコール類は基本的には、飲むと体を冷やしてしまうものですが、日本酒は体を温める効果があるようです。
その効果をもたらしているのがアデノシンという成分。アデノシンは、ストレスで縮こまった血管を広げる作用があり、血行促進にはぴったりです。
血液循環が良くなると、体のすみずみまで栄養がいきわたり体全体が健康的になります。その効果は肌にも届き、栄養がいきわたった健康的な肌になるのです。
アデノシンを多く含む日本酒は、それだけリラックス効果が高く、肌に良いお酒と言えそうです。
おさらいすると日本酒は以下の美容成分がたっぷり配合されているということですね。
- コウジ酸
- フルーツ酸
- アミノ酸
- アデノシン
やっぱり日本人の体に合っているのが一番。
これからもたくさん飲んで体の中から肌をキレイにしていきますよ。